【大相撲】
気迫で負けん!海鵬、黒海を下し連勝
立ち合いから壮絶な張り手の応酬だ。1メートル78の海鵬が10センチ以上も背の高いロシア出身の黒海に真っ向勝負を挑んだ。ボクシングに例えればフライ級Vsヘビー級だが、最後は電光石火のはたき込みで海鵬に軍配が上がった。
真っ赤に張れた顔と胸が、むしろ誇らしい。途中、右ほほを強烈に張られても海鵬は逃げない。リーチの差は歴然でも一度火がついた闘志は止まらなかった。気迫負けした黒海は土俵に跪き「シンジラレマセン…」といった表情。大和魂の無鉄砲さに震えた感じだ。
「一発張られてカチンときた。きのうも隆乃若関に張られたからね。張られるたびに思い出がどこかへ飛んでいくんだよ。(夫人の加奈子さんとの)初デートも忘れちゃってるからね」
豪快に笑い飛ばす海鵬。歌舞伎役者を思わせる端正なマスクだが、対照的にハートの方は荒々しい。海鵬は子どものころから漁船に乗り込み手伝ってきた。はるか向こうにユーラシア大陸を眺め、日本海の荒波に揉まれてきた男はロシアの巨漢力士にもビビらない。
海鵬、6連勝でV争い浮上…初場所9日目
最初の一番は、若の里に押し込まれ、はたき込みに行って、軍配は相手に上がった。「オレの体が飛んでいたので、どうかなと思った」と振り返ったが、同体で取り直しに。その一番も右を差す同じ形になりながら、今度は押し込まれることなく、しっかり前に出て、万全の形で寄り切った。取組前に若の里の星取りを見ると、ヌケヌケ(白星と黒星が交互になること)だった。「9日目は負ける日だなと思ったら、気分的に楽になった」という。初日からの3連敗のあとの6連勝で優勝争いに加わってきた。2敗は光法(宮城野)1人だけで、5人の3敗グループにいる。「え、1敗いないの? おっとチャンス?」と優勝を狙うつもりだ。⇒
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海鵬、同郷対決制す…名古屋場所8日目2005年名古屋以来12場所ぶりとなる幕内の土俵。相手は9歳年下の25歳だったが、「気持ちで負けたら、相撲も消極的になるので、とにかく気持ちで負けないようにしました」。蒸し暑さが代名詞の今場所も、珍しく気温が30度を超える日はない。「クーラーはいらないし、今年は過ごしやすい。年寄りにはこれがいいのかな」と笑っていた。⇒
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海鵬が不調を脱するように、明るい記事を引っ張り出しました。
10日目終わって1勝9敗。ここまできたら仕方ない。開き直っていきましょう。
失うものは
何もない・・・失うものは幕内の座しかありません。
がんばれ、海鵬!
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